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[高校選手権] 決勝 盛岡商 2-1 作陽

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東北のハンス・オフトと呼びたい

盛岡商が初優勝/高校サッカー
「盛岡商が2-1で逆転勝ちし、岩手勢で初めて高校日本一となった。
東北勢では秋田商(秋田)以来40大会ぶり3度目。」

いや、驚いた。
双方アグレッシヴに戦いきった、想像を遥かに上回る好ゲームだったね。
万雷の拍手を両チームに贈りたい。

後半、盛岡商の整然たるラインディフェンスにやや乱れが生じていた中、
作陽右サイドバックの桑元が飛び出し、中に切り込んでくる。
満を持して後半から登場のエース・村井が楔のパスを受け、
クロスオーバーする桑元へ一瞬、盛岡DF陣が気を取られた瞬間に
ターン&シュート。一連の動作の迅さと虚を突くアイデア。巧い!
強烈なシュートはバーを叩き、足を止めず詰めた桑元が頭で押し込む。

FWの個人技とSBの運動量が融合された、それは鮮やかな先制弾だった。

その後、一転して試合は盛岡商ペースに。
作陽、相手の突進力をいなせず、遂にPKを与えてしまう。
このPKを、しかしキッカーの2年生・林が外してしまった。
満員の国立、プレッシャーのど真ん中でのキックだ。これは責められない。

勝負あったか。
(八千代のGK同様、彼もまた悲劇の主人公になってしまうのか…)

否、終わらなかった。
左サイド、交代出場した大山がドリブルで切り込み、
放たれたマイナスのセンタリング。
その先にいたのはPKを外した林。落ち着いて押し込んだ。

誰の書いたシナリオだ、これは。
出来過ぎである。
斉藤監督、采配ズバリ。解説の武田&ゴン中山も感心しきり。

勢いに乗り、流れを掴んだ盛岡商を、作陽は止められなかった。
再び同サイドを破られ、逆転ゴールを被弾。後半40分だった。
これで本当の勝負あり。

結果は残酷に勝者と敗者を分かつもの。
でも第三者としては、勝ち負けは関係なく、本当に面白い決勝戦だった。
地味な2チームの対戦だったけど、質は決して低くなく、
スター選手を定点観測するような中継にもならず、
チーム対チームの死力を尽くした戦いを堪能できた。

これがフットボールの楽しさだ。
そう感じさせてくれた両チームの選手達に、感謝感謝でありますよ。

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