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[Jリーグ] G大阪 1-1 清水 ちっこいおっさんショー

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■2007 J1-10節 G大阪 1-1 清水 (万博)

良くも悪くも、敵でも味方でも、青黒でもオレンヂでも、フェルはフェル

BS観戦。万博はかなりの雨降り。
それでも18000人が集まったのは良い事だが、試合はねー。
重い。アタッキングサードでの迫力不足は否めなかった。

前半は清水の方が厚味は無いがソリッドな攻撃を見せていて、
藤ヶ谷(間違いなく本日のMOM)が何度も決定機を食い止めてなければ
45分で試合は終わっていたかもしれない。

遠藤がボランチに下がると構成力は上がるのだけど、
逆にプレスの標的にされて高い位置からの速攻をくらう危険は高まる。
天候も味方せず、このゲームでは徹底して狙われていた。

とはいえハーフタイムで一息つくと、後半は藤本負傷交代の影響もあってか
清水の攻撃に危険な匂いは感じられなくなった。
この対応能力の高さが、今のガンバの実力の一端かもしれない。
そして手こずりつつもゴールは必ず奪う。これは100%ガンバの力。
66分の先制点で、リーグ戦の連続得点は34試合に伸びた。
ここまでは、ほぼ予定調和の展開。だった筈だ。

フェルの個人技にしてやられるまでは。

この日のフェルやん、俺がやったるという気概は感じるけれど空回り。
無用にコネては味方に遅効を強いる、脚サポにはお馴染みの王様っぷり。
効果的な攻撃への絡みは殆ど見せられなかったのだが、嗚呼それなのに。
奴のドリブルの危険さは十分わかっているのに単独で打開されてしまった。

もうTVの前でズッコケよ。「なんでやねん」と笑うしかない。
エゴ丸出しで対応は楽、と思わせておいて、
いつも観てる側の予測を軽々跳び超えるプレーで試合をかき乱す。
や、他サポの皆様も、今までこんな気分を味わされてきたのか…。
自分がその立場になってよく判った。非常に申し訳ない気分だ(笑

ま、勝ち点1は御祝儀、もしくは手切れ金。持っていきなされ。
長谷川監督も今後、奴の扱いには苦労させられるだろなー。覚悟しとけ。

で、ガンバとしては、追いつかれたよりも突き放せなかったのが問題。
2トップのコンビネーションが全っ然見られない。
中盤で崩して、前線がフィニッシュ。そればかりでは行き詰まるわな。
バンバレは次の相手、広島の寿犬コンビを見習って、
もっと相方を信頼してパス出しましょう。

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