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[Jリーグ] 東京V 1-5 水戸 Ah, My Goddess!

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■J2-13節 東京V 1-5 水戸 (国立競技場)

この日は別口の用事があって後半から観るつもりだったのだけど、
早々に切り上げ、招待券を片手に国立へ。着いたのは前半5分。
今思えば、予感めいたものがあったのかもしれない。

ダラダラ長文になるのは避けたいのだが、
この感想を簡潔にまとめるのは正直難しい。語り所多過ぎて(笑

結論から言えば。
戦力的にはJFL上位にも劣る葵さんが、J1でも戦える駒を揃えた緑くんを、
攻めでも守りでも、組織でも個人でも、内容も点差も圧倒してしまった試合。
つい3、4週間前に笠松で駄目駄目っぷりを拝見してきたあの水戸ちゃんが。

1-5という結果、例えばラモス監督を無能と見下している方々にとっては
さほど驚くべきものではないだろう。ほーれみろと笑いものにするだけだ。
が、ニュートラルな視線で「普通にヴェルディ勝つだろな」と踏んでいた
自分にとって、この試合のインパクトはとてつもないものがあった。

改めて、サッカーという競技の面白さに心震わされ。
そしてその容赦ない過酷さ、厳しさに。心打たれ、頭(こうべ)を垂れてしまう。

そんな一戦だった。(こんな凄い試合がタダ!w)


膠着の序盤だったが、ゴールは意外と早く生まれた。
平本が上げたファーサイドへのセンタリングを、水戸GKがパンチングで
ゴールに放り込んでしまう。しょーもなくも幸運なOGで東京V先制。

「ちょっと神様、気前良すぎるんじゃないの~?」
思わず聖火台(のあたりで眺めてる気がした)を仰ぎ見る。
この時、私が天の声を聞けたならば、こんな返事が耳に届いたかもしれない。
「まあ見てなさいって」

そう、この得点で、勝負の天秤は大きく傾いた。水戸のほうに。
“ラモナチオ”で自陣を固める緑、人数かけて攻め込む葵。逆じゃん。立場が。
幾度目かのセットプレーが遂に決まるまでに僅か15分。必然の展開。
神様(国立霞ヶ丘担当)のサービスタイムはとっくに終わりを告げていた。


ところでこの日のMOMは水戸の右サイド・金澤大将だろう。
2点目、ボックス内で鮮やかにDFをかわして左足一閃。逆転弾。
3点目、弾丸さながらの速さでサイドを深く抉り、ピンポイントのセンタリング。
4点目、圧巻のドリブル突破で2人を抜き去り独走、そしてアシスト。

これほどの男を、しかし私は今まで全く知らなかった。名前も存在も。
(笠松で観戦した時も出ていたが、ほとんど目立たなかったし)
そしてこの無名選手の蹂躙を許した東京Vの左サイドは…

服部年宏。

フットボールは名前と経歴でやるものじゃない。
このゲームが抉り出した真実を、まさに象徴するマッチアップだったと言える。


夕闇迫る国立にタイムアップの笛が鳴り響いた時、スコアは5-1になっていた。
1969シートから眺める、歓喜に沸くアウェイ側。怒りと失望のホーム側。
あまりにも色合いの違うコントラスト。

水戸は最後まで勇気を持ってアグレッシヴに戦い、走り抜いた。
東京は勝利への執着も、規律も、運動量もない腰の引けたヘタレで。
神の介在する余地も無い、どこまでもどこまでもリアルで妥当な、
内容に相応しい結末だった。

天は自ら助くる者を助く。
歴戦の選手達も、誰よりラモやん自身がそれを知っていた筈なのに。
彼が神の名を口にした瞬間、御当人はそっぽを向いてしまわれたのだろう。

戦い終わって日が暮れて。
見届けたのは、水戸の歴史的勝利の記録。
そして読売を愛した一人の監督の結末。
他人事ながらも大きな興奮と寂寥を味わい、帰途についた私なのでした。

[参考リンク]
「クラブワーストタイ7連敗─ J2 東京V×水戸」 THE STUDIUM
「ヴェルディ - 水戸」 サッカーのある幸せ
「国立無敗~J2第13節東京V-水戸」 J2リーグを地蔵目線で語るblog

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