[引退] イリエクロニクル
【入江徹プロフィール】 -Wikipedia-
1977年7月8日生まれ、30歳、O型、静岡県出身
静岡北高校→96-01柏レイソル→02ヴィッセル神戸→03~07ガンバ大阪
リーグ戦通算78試合0得点、カップ戦通算24試合0得点
最初のスタメン出場が1998年3月のJリーグ柏-広島戦。
最後のスタメン出場が2007年7月のナビスコG大阪-浦和戦。
両方とも生観戦したのは自分くらいなものだろう。
■1998/03/21 柏-広島 (日立台)
開幕戦でスタメンに名を連ねた、入団3年目の入江。
意外に思われたが、サカマガ等専門誌ではキャンプで
非常に良いアピールをしていた、と取り上げられてもいた。
この年の柏は西野体制の1年目。入江はその後も出場機会を得たが、
チーム成績は伸びず、徐々に出番は減っていった。
■2000/08/05 柏-東京 (金沢)
5年目。好調のチームと共に、徐々に出番を増やす。
記録的猛暑の中、デーゲームで、なぜか金沢で行われた東京戦。
遠出して生観戦したのだが、この試合で最も印象的なのは
左WBの入江が攻め入り、PA内でスルーパスを受けた場面だ。
12年のプロ生活で、彼が最もゴールに近づいた瞬間。
もたついてシュートは撃てなかったが、貴重なものを観た。
■2001/06/16 柏-磐田 (柏の葉)
6年目。前年とうって変わり不調のレイソル。
この試合では左WBで頭から出るものの、まったく試合の流れに入れず、
ストッパーの薩川に無視されていた。ハーフタイムで交代。
なんとなく、西野時代の黄昏を象徴するシーンとして記憶に残っている。
■2002/10/26 神戸-柏 (鳥取)
7年目。西野レイソルの解体と共に、入江も神戸へと籍を移した。
当時の神戸はえらい豪華なメンバーだったが、
シーズン終盤には交代要員としてちょくちょく出られるようになる。
唯一、スタメンフル出場した古巣の柏戦では、
なんと4バックのセンターを初めて務めるも、3-1勝利に貢献(吃驚した)。
その試合の神戸、FWが播戸、ボランチがシジクレイだったというw
■2003/11/22 磐田-G大阪 (磐田)
8年目。にしのんに呼ばれてG大阪に完全移籍。絶不調の'03ガンバだったが、
入江がスタメンの試合は5勝1分3敗と勝ち越している。
が、優勝の掛かったこのアウェイ磐田戦で決勝PKを与えてしまう。
吉原宏太には嫌味を言われ、西野の子飼いという事でサポにも叩かれる。
柏時代と同じ悪循環に陥ってしまった。
■2006/09/09 G大阪-C大阪 (万博)
11年目。04-06年、ガンバがどんどん強くなっていく過程の中で、
入江もバックアッパーとして、4バックの時は左SBもこなしたりと頑張った。
石崎くんばりのファイターとして、サポの支持も不思議と取り戻したようだ。
(アンチ西野の粘着からはしつこく非難されていたが)
このダービーと、ひとつ前の新潟戦(3-0で勝利)は
負傷した山口智の代役として申し分ない働きをした。
■2007/07/07 浦和-G大阪 (埼スタ)
遅れてスタジアムに着いたら、左に背番号3が目に入って「え?」と。
序盤はかなり不安定で、曖昧なポジショニングとパスミスで
失点の起点になってしまったあたりは実に彼らしくもあり…。
しかしその後落ち着き、浦和の猛攻を耐えて最後はドローに持ち込んだ。
怪我が多かった12年目、唯一のスタメン出場がこのゲームだった。
あ、よく見れば彼の20代最後の試合じゃないか。(誕生日が7/8)
そうか、もう30なのか。あの入江徹が。
…と、エピソードを思い出せるだけ思い出してみたよ。
あの'98年開幕戦から10年。10年だ。長いつきあいだったなぁ。
くそ、ちょっと目頭が熱くなってきやがった。
ありがとう、入江。お疲れさん。
これからまだ続く君の人生が、豊かで幸福でありますように。
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