蹴球倉庫

そんなわけで、西日が眩しい国立霞ヶ丘ホーム側。つば付き帽子は必須です。

まずスタメン見て驚愕。ききき木村！公式戦初出場かオイ。

アウェイ側をぎっちり埋めるベガサポ。ホーム側もほぼ満員でした。
観客数は26000人で、昨年の準決勝より3割増。

厄介な相手でしたが、開始→先制までと同点→決勝弾までの
数分間だけギアを上げ、残りは余裕持って対応して90分を消化。
実に“大人の”サッカー。鹿臭い勝ち方でした（笑
露骨な時間稼ぎはしないにせよ、やられた側はムカつくだろうな。

理大、久々の右ながら十分なインターバルもあり、ちゃんと機能しとったね。
今日の先制点を始め、今年は右からよくゴールに絡んだ。
やはり利き足でクロス上げられるのは大きい。加地さんの後継はこの男か。

前半最大のピンチはセットプレーでのヘッド→ポスト直撃。
粱勇基のプレースキックは仙台最大の武器だが、CK・FKは辛くも凌いだ。

しかし後半、もう一人の曲者・関口にしてやられる。鮮やかなクイックターン。
オープンスペースに展開してサシで勝負、ガンバの急所を鋭く衝かれた。
山口キャップも舐めてかかってしまったか… まぁ相手を褒めるべき場面ですね。

そして同点弾を決めたのは… ま た 中 原 か つД｀;）
いつぞやのビッグスワンでやられた記憶をひきずり出されたぞ。畜生め。

高木の左サイドもこなれてきましたな。
失点直後、豪快に攻め上がっての右足一閃はふかすも、
守勢時の安心感はもう圧倒的。対面の菅井は交代まで消えていた。
それだけに……

不要な警告で、決勝は出場停止なのは痛すぎる。にしのん涙目。

頼れる男・ルーカス。この日2得点。
最終的にフィニッシャーの差、シュート意識の差が結果に表れた一戦だったか。
ミドルが全く飛んでこないので木村も楽だったでしょうな。

マルセロ・ソアレス。
自分的には最も恐れていた（小瀬でのあのループとか思い出すともうね…）
選手でした。しかし残り5分からでは何も出来まい、これで勝ったな、と確信。

同点弾からシュート０の仙台だったが、彼が出るなり1本撃った。
この状況では、こういうFWの“流れをねじ曲げる”一発が最も怖いのだが。
色々事情もあるのだろうけど、チーム得点王がこんな扱いされる、
個の力をチームとして使いきれない状態はどうなのでしょう。
ガンバに来たらJ1でも20点取れる男だと思うんだけどねぇ。

終盤は格の違いを見せつける、余裕の試合運びで締めた。
監督の希望通りの圧倒、ではないものの、横綱相撲を披露した勝利でした。

試合後の挨拶。

キムアツのマイクパフォーマンス。緊張から解き放たれて歌いまくるｗ
そんなに攻められなかったとはいえ、ミスは皆無。いい仕事してくれました。

戦い終わって日が暮れて。
3日後、またこの場所で会いましょう。良いお年を。